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概要

文部科学省科学研究費新学術領域研究
コホート・生体試料支援プラットフォーム
研究支援代表者 今井 浩三
(東京大学医科学研究所 学術研究基盤支援室長)


平成22年度〜27年度まで実施されてきた文部科学省科研費新学術領域研究『生命科学系3分野(がん、ゲノム、脳)支援活動』を発展強化させ、平成28年度より、新学術領域研究の枠組みに新たに『学術研究支援基盤形成』が創設されました。これは、科研費により助成されている「学術研究」に関し、研究者の多様なニーズに効果的に対応するため、 大学共同利用機関、共同利用・共同研究拠点を中核機関とする関係機関の緊密な連携の下、学術研究支援基盤の形成を図る制度です。

その中で、「コホート・生体試料支援プラットフォーム」は、本制度が展開する「研究基盤リソース支援プログラム」の一つとして採択されました。

このプログラムは、研究の基礎・基盤となるリソース(資料・データ、実験用の試料、標本等)についての収集・保存・提供や保存技術等の支援を行う、というもので、当プラットフォームでは、中核機関(東大医科研)ならびに連携機関の施設・設備や、それぞれの機関が持つ高度に専門的で先進的な技術を組み合わせて実施される、先端的で学術的価値の高いリソースの提供や解析支援を行います。

研究支援の目的

本プラットフォームの目的は、日本人一般健常者集団約13.5万人のコホートデータおよびDNA等の生体試料を系統的に収集・整理・安定保存し、これを日本人の体質に応じた個別化予防・医療の創出に向けた基盤研究に広く活用されるための研究インフラの構築にあります。我が国を代表するバイオリソースであり、そこから世界最先端の研究成果が期待されます。

また、剖検で得られた死後脳をオープンリソースとした、精神・神経疾患の解明を目指した研究支援のための、日本ブレインバンクネットワークの構築と、それらの実質的な運用の促進にあります。

さらに、アプローチが極めて困難で研究者からの支援要望の多い多彩なヒト生体試料を用いた生体内分子動態や生体指標の高感度かつ多角的解析支援を、豊富な生体試料・情報の収集・提供と独自の多分子超高感度解析・オミックス解析支援で行い、生命現象の本体解明を行う画期的な研究成果の発出と次相移行を支援します。

平成28年度の研究支援実施計画はこちらをご覧ください。

最後になりますが、生命科学を研究される皆様には、本支援活動を積極的に活用されることで、ご自身やグループの活動のさらなる発展に役立てるとともに、その成果を世界に向けて発信いただくようお願いいたします。一般社会に対して研究の成果や内容を発信し啓発活動を行うことで、国民の皆様との科学・技術に対する対話を推進して頂くようお願い致します。

また、本ホームページにアクセスされる一般の皆様には、研究紹介等を通じてわが国における生命科学研究の現状・成果の一端でもご理解を深めて頂き、研究及び研究者に対して更なるご支援・ご協力を賜りますようお願い致します。